為替が関係する理由
東証に上場するETFの中には、米国株や海外債券など外国資産に投資するものがあります。ETFは円で売買しますが、中の資産はドルやユーロなど外貨建ての場合があります。
そのため、リターンは外国資産の値動きだけでなく、円の為替レートにも影響されます。この影響を為替リスクと呼びます。
為替ヘッジなしETF
為替ヘッジなしETFは、為替の動きをそのままリターンに含めます。円安になると外国資産の円換算額は増えやすく、円高になると減りやすくなります。
ETF Noteでは、為替ヘッジなしETFとして現在35本を掲載しています。
為替ヘッジありETF
為替ヘッジありETFは、為替変動の影響を抑えようとします。たとえば円ヘッジ付きの米国株ETFは、USD/JPYの変動よりも米国株そのものの値動きに近づける設計です。
ETF Noteでは、為替ヘッジありETFとして現在56本を掲載しています。
簡単な例
米国株が10%上がったとします。同時に円安になると、為替ヘッジなしETFは円ベースで10%より大きく上がることがあります。
反対に円高になると、為替ヘッジなしETFの上昇率は10%より小さくなることがあります。為替ヘッジありETFは、為替の影響を抑えるため、米国株の10%に近い動きになりやすいです。
比較するときのポイント
為替ヘッジなしETFは、円の為替変動をリターンに含める商品です。為替ヘッジありETFは、為替の影響を抑えることを目指す商品です。
比較するときは、信託報酬、連動対象指標、運用会社、売買単位、為替ヘッジの有無を個別ETFページで確認するとよいでしょう。